はるのおがわコミュニティパークトイレ|THE TOKYO TOILET
はるのおがわコミュニティパークトイに見る、調光ガラスの技術と安心のデザイン
はるのおがわコミュニティパークトイレは、世界的な建築家・坂茂氏が手がけた、利用前の不安を解消する革新的な「透明トイレ」です。電気を通すことで透明・不透明が切り替わる瞬間調光ガラスを採用し、公園のトイレにありがちな『中は綺麗か』『不審者が隠れていないか』という2つの心配をクリアに解決。緑豊かな公園の景色に寄り添う爽やかな寒色系のカラーで彩られた、誰もが安心して利用できるユニバーサル空間です。
外出先で公園のトイレを利用するとき、「中は清潔だろうか」「中に誰か潜んでいたらどうしよう」と、入る前にためらいを感じたことはありませんか? 特に小さな子どもを連れた方や女性にとって、中が見えない公衆トイレは大きな不安要素でした。この春のはるのおがわコミュニティパークに誕生した公衆トイレは、未使用時には完全にガラス張りの透明にすることで、室内の様子と安全性を外から一目で確認できる画期的な仕組みを持っています。
もちろん、鍵を閉めれば瞬時に不透明になり、プライバシーは完全に守られます。私も初めて利用した際、中に入ってカチッと鍵を閉めた瞬間、ガラスが目の前でパッと不透明な壁へと切り替わり、外からの視線が完全に遮断される確かな安心感を肌で実感することができした。
デザインにおいては、透明になった際に見える便器などの機器レイアウトが、公園の景色の一部としてみても違和感がまったくありません。また、「赤=女性」「青=男性」という従来の固定概念にとらわれず、公園の豊かな緑や水辺のイメージに調和する、美しい寒色系のグラデーションカラーで統一されているのも大きな特徴です。
昼は自然光の下で明るく開放的な印象を与え、夜は建物全体が美しい「行灯」のように暗い公園を優しく照らし出す防犯灯としても機能しています。今回は、メディアでも大きな話題を呼んだはるのおがわコミュニティパークトイレが持つ、利用者を守るためのおもてなしとユニバーサルな工夫をレポートします。
はるのおがわコミュニティパークトイレの写真

外観

外観

トイレ

トイレ

開錠時のドア

施錠時のドア
基本情報
| 住所 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木5丁目68−1 |
| デザイン | 坂 茂 |
| 施工期間 | 2020年3月〜7月 |
| 設計・施工 | 大和ハウス工業 |
| 構造 | 鉄骨造 |
| 建築面積 | 14.16m2 |
| 延床面積 | 14.16m2 |